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使い勝手抜群!だからリピーターが続出
「まな板シート」のひみつ ~ 製造工場訪問

2025.12.04 コラム
使い勝手抜群!だからリピーターが続出<br>「まな板シート」のひみつ ~ 製造工場訪問

今やキッチンの必需品! 時短調理の神アイテム「まな板シート」

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まな板シートは、まな板の上にサッと敷くだけで、まな板の汚れやニオイ移りを防いでくれる大人気キッチン便利グッズ。まな板のお手入れが劇的にラクになり時短に。さらに使い捨てタイプなら衛生面でも安心。「一度使ったらやめられない!」とリピーターも多く、各社が様々なタイプのまな板シートを発売し、今やキッチン用品の定番・人気の1ジャンルになっています。

使いやすさにこだわるならシートタイプのまな板シートがおすすめ

タイプによって価格や材質、使い勝手が異なり、一概にはこれが一番とは言えないものですが、一般的なロールタイプは、必要な分だけカットして使えて無駄がない一方で、毎回カットするのが面倒、まな板の上に置くと端からクルッと丸まって使いにくいとユーザーの声を聞きます。

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《一般的なロールタイプ》片手で引き出してカットするのが難しい。手が汚れているときも困る...

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《一般的なロールタイプ》シートが丸まってイライラ...、取り出した清潔なシートは反りを直すのに手で触れたくない...。

オークスのまな板シートは使いやすさにこだわった使い捨てのシートタイプ片手でサッと一枚取り出してまな板の上に敷き、肉や野菜ごとに切り終わったら、ゴミごと丸めてポイッと捨てるだけ!いちいちまな板を洗う必要がありません。

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《オークス まな板シート レギュラー50枚入り》便利なケース付きで片手でサッと出して使えます。たっぷり使えてお得な大容量50枚入り。

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《オークス まな板シート レギュラー50枚入り》丸まらないから使いやすい。縦横1cm幅の模様はケーキなどをカットする目安にも。

まな板シートの製造工場を訪問!

シートタイプのまな板シートは、あらかじめカットされているので直ぐに使えて便利ですが、工場にとっては工程が増え、手間が掛かります。

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今回、当社のまな板シートの断裁工程を担当する製造工場を訪問、見学させていただくことができたので、その様子をご紹介。これを読めばオークスのまな板シートの使いやすさと安全性のひみつが分かること間違いなし!

ISO9001取得、衛生・安全管理が徹底された工場内

工場内は当社のまな板シートはもちろん、コーヒーフィルターやおにぎりの外装フィルムなど「食」に関係する製品製造が多いため、衛生管理が徹底されたクリーンルームになっています。

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工場に入る前には、来訪者にも社内規定の衛生ルールが徹底されます。まず防塵服を着ます。頭はメッシュキャップをかぶり、重ねて耳まで隠れる帽子をかぶり、髪の毛の落下を防ぐ二重の対策を行います。次に粘着ローラーで体についた髪の毛や埃を取り除きます。手指消毒はもちろん、手洗いは爪の間まで、細かく丁寧に行います。最初に事務所に通していただいた際にも履物は履き替えていますが、さらにクリーンルーム用の履物に履き替えます。

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工場出入口に設置されたエアシャワー室に1人ずつ入り、天井と壁から出る清浄なジェットエアで埃などを吹き飛ばします。万全の準備をして、いよいよ工場内に入ります!

熟練の技術者が手間ひまを掛けるシートの断裁工程

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工場内は清潔で明るく、作業台や機械には埃がのっておらず、清掃が徹底されている様子。床も同様に髪の毛1本落ちていないように見受けられます。

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(※こちらの目盛りタイプのまな板シートは当社製品ですが、一部ルートでの販売商品です)

まな板シートの材料は、目盛りが印刷され、ロウ引きされたロール状態で、こちらの工場に入荷します。なんと1巻で2,500メートルもあるそうです!

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入荷したロールは、まず巻き直しされます。
「手間にはなりますが、紙のしわやたるみを取り除き、異物混入などの検査も含め、品質を保つために欠かせない工程です。」と担当者さん。

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決められた長さまで巻き取ったら、職人さんが手作業でカットします。広げると規定サイズの原紙になります。

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切り取られた原紙は四隅、端面を正確に合わせ、積み重ねて反りをならします。

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重ねられた原紙の束は大型断裁機の前まで運ばれ、最終的な製品サイズまでカットしていきます。

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原紙は熟練のオペレーターさんの手によって、丁寧に断裁機にセットされ、縦に横に、製品サイズになるまでカットされていきます。

オペレーターさんが手にしている中心に穴の空いた茶色いモノですが、断裁作業に必要不可欠な「コツ」と呼ばれる道具。これを適切に紙に突き当てることで、ズレなく正確にカット、断裁時の反りも軽減できるそうです。

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不要な余白もカットしていきます。カット時の紙のロスを極力減らせるように、原紙の寸法や長さ、切り方も考慮されています。

紙は温度や湿度の影響を受けやすく、伸縮や反りの生じやすい素材。ロウ引きによる影響も受けます。断裁機の機械的な問題で反りが生じることもあります。 工場内は温度や湿度管理がなされていますが、常日頃の断裁機の点検調整を含め、季節によってもミクロン単位の微調整を行うことで、高い品質が保たれているそうです。

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製品サイズまでカットされ、完成したまな板シートの束は、四隅をしっかり揃えてから、反りの修正に裏返しにされ、出荷用のパレットにきれいに積み上げられていきます。

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この後、パレットの製品は密封、養生されて、パッケージ個包装と最終検品担当の協力工場に出荷されます。

搬入されたロール原紙の加工は、出荷されるまで、一貫して衛生的で安全なクリーンルーム内で行われるので安心です!

さいごに

衛生管理が行き届いた工場、安全管理の仕組みとルールの徹底、意識の高さは「食の包装」に携わる老舗工場だからこそ!

まな板シートは工業製品としてはシンプルなロウ引き紙ですが、食品に触れて使うもの。私たちユーザーも安全にこだわった商品を選びたいですよね。

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サッと取り出してまな板に敷くだけで、調理や後片付けがスムーズ、ラクになるまな板シート。たくさんの方にリピート、ご愛用いただいていますが、これからも安心して使っていただきたいですし、まだお使いでない方にはイチ押しの時短アイテムです!

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ご要望にお応えし、各種サイズをラインアップに追加しました。

一般的な大きさのまな板に使いやすいスタンダードなレギュラー、ひと回り大きなワイド、正方形タイプのスクエアスクエアミニ。ご愛用のまな板や使い方に合わせてお選びいただけます

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「ちょっとだけ切りたいときに、シートが大きくてもったいない...、こんなときはロールタイプのほうが...」 そんな声にお応えしてモデルチェンジ、カンタンに半分にカットできるミシン目を入れたので無駄なく使えます

(※スクエア、スクエアミニはミシン目なし)

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