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揚げ物料理の強い味方!
ロングセラーの「オイルポット」がリニューアル
~ 製造工場訪問

2026.04.01 コラム
揚げ物料理の強い味方!<br>ロングセラーの「オイルポット」がリニューアル<br>~ 製造工場訪問

みんな大好き「揚げ物料理」、しかしお悩みも...

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唐揚げや天ぷら、エビフライやとんかつなどの「揚げ物」は子供も大人も大好きなメニュー。ジューシーな唐揚げやサクサクの天ぷらやエビフライ。カラッと揚がった揚げ物は本当においしいですよね。

でも美味しい揚げ物料理にもお悩みが...。それは後片付けが多くて大変なこと。小麦粉や卵、パン粉それぞれの洗い物が増えたり、油汚れの掃除。そして、なにより大変なのが使い終わった油の処理

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昨今の食用油の価格上昇環境への配慮もあり、使い終わった油を再利用する方が7割以上というデータもあります。 一方で再利用しないという方にお話を聞くと「酸化や劣化した油の再利用に抵抗がある」「再利用のための手間が面倒」という声も。

揚げ物料理のハードルをぐっと下げる便利アイテム「オイルポット」

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そんなお悩みに応える定番アイテムがオイルポット
揚げ終わった鍋から油を注いでろ過、キレイになった油をそのまま次の揚げ物まで保管できるので、とても便利。

オークスでもモデルチェンジを繰り返しながら、長年に渡って数タイプを販売、どれもロングセラーを続けています。
そんな中、昨今の節約志向や健康志向の高まりにより、フライパンでの「揚げ焼き」や少量の油で揚げる調理法が人気です。

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そんなニーズにピッタリ、少量の油の保管に使いやすく再設計、コンパクトになって新登場したのが「ステンレスろ過式オイルポット」。

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油のろ過方式は、長年採用し安全性が確認されている活性白土のろ過パウダーとペーパーフィルターの二重ろ過方式。使った油の微細な汚れまで吸着し、キレイにします。

早くも人気のこのアイテムの製造工場を今回は取材、貴重なお話を伺うことができました。これを読めば、お求めやすい価格設定と長期に渡ってお使いいただける高品質を両立させた職人さんの知恵や工夫が分かりますよ。

素材の調達から完成品まで一貫生産するメーカー「株式会社オダジマ」

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オイルポットの生産を担うのは、金属加工で日本屈指の技術力を持つ「ものづくりのまち」燕三条地域で素材の調達から完成、包装に至るまで自社工場での一貫生産にこだわる株式会社オダジマ様

高度な開発力と技術力を持ち「大人の鉄板」や「APELUCA(アペルカ)」など、オークスブランドでも特にプレミアムなシリーズの生産を担っていただいています。

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《大人の鉄板『鉄板 大』と APELUCA(アペルカ)『テーブルトップスモーカー』》

今回、工場内を案内、お話を聞かせてくれたのは自ら職人として現場でも活躍する専務取締役の小田島知己さん。製造現場での苦労話を語ってくれました。

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《製造責任者の専務取締役 小田島 知己さん》

職人さんの知恵と技術のつまった本体の成型「絞り」工程

最初の製造工程はオイルポット本体の成型「絞り」工程です。

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本体の材料は直径28cm、厚さ0.4mmのステンレス鋼、正円の板材です。これにまず加工油を塗布します。

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次に150tの巨大なプレス機にセットすると型に押し付けられ、あっという間に円筒状、オイルポットの形状に成型されます!

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なぜ「絞る」前に加工油を塗るのか尋ねました。「材料には非常に大きな力が掛かります。絞ったときに本体に入る亀裂や破断を防ぎ、スムーズに成型するには加工油が不可欠です。加工油は工場内の温度や季節によって種類を変えるほど重要です。プレス機も温度や材料のコンディションによって絞る力やスピードを変えています。さらに一回で絞れる深さは材料の直径で決まってきます。このオイルポットは1回で絞れる限界ギリギリまで詰めています。2回絞ればよいのですが、それだと製造コストが上がってしまいますからね。」と小田島専務は言います。

品質とコストパフォーマンスを両立させる職人さんの知恵と技術、スゴいです!

清潔、整理整頓された工場内と職人さんの丁寧な仕事

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本体を絞ってできた余ったフチをカット(トリミング工程)します。

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女性の職人さんが手際よくトリミングしていきます。工程前後の目視検査も丁寧に行っています。

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トリミングしたままだとフチが鋭く危険なので、フチを巻き込みます(カール工程)。
見た目も美しくなりました。

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ここでもしっかり目視検査が行われています。
この後、脱脂・研磨・洗浄の工程を経てから、カシメて注ぎ口を作り、オイルポット本体が完成。たくさんの工程を経て、取っ手の溶接工程を待ちます。

清潔で整理整頓が行き届いた工場内には女性の職人さんが多くいることに気づきます。

「女性が働きやすい職場環境作りに努めています。工場内の冷暖房はもちろんですが、更衣室やパウダールームなども改築しました。女性は仕事が丁寧で速いんですよね。女性のほうが職人に向いているのではと感じることも多いです。」と小田島専務。

「取っ手」にも使いやすさと安全へのこだわり

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板状の取っ手と違い、ワイヤー形状の取っ手は握りやすく、手が痛くなりません。 この取っ手にも職人さんのこだわりが沢山詰まっていました。

シンプルなワイヤー形状の取っ手ですが、なんと成型、加工に5工程もあるとのこと。

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《2工程目まで終わった仕掛りの取っ手》

真っ直ぐなステンレスの棒材をUの字に曲げ(1工程目)持ち手の幅を作り、さらに先端部分を曲げることで(2工程目)小指の引っ掛かり部分ができ、持ちやすくなります。
この日は、次の3工程目から作業を見せていただくことができました。

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本体との溶接部分と持ち手部分の間隔を設けて、大きく山なりに曲げます。完成品の取っ手の形状になりましたが、こだわりの工程は続きます。

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本体との溶接部分の面積を増やすために、潰して面を作ります。

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最後の5工程目で左右のワイヤー間隔をわずか1ミリ広げます。
工程前後の仕掛品を並べて比較すると本当にわずかですが違いが分かります。

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ここまで手間をかけることで、取っ手と本体の曲面(溶接個所)を密着させることができ、しっかり頑丈に溶接できるとのこと。

揚げ終わった高温の油を注ぐオイルポットだから、万が一にも使用中に取っ手が外れてしまうことがないように安全性には徹底的にこだわっています。

取っ手の溶接工程と徹底的な破壊試験

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本体に取っ手を溶接します。治具を用いて、注ぎ口の対角線上に正確に位置を合わせて溶接します。

その日、最初に溶接されたオイルポット本体は取っ手の破壊試験が行われます。

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《破壊試験後のオイルポット本体》

本体から無理やり取っ手を引きちぎるのですが、溶接が外れず、本体の鍋肌が破断して取っ手に付いていれば合格とのこと。

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よく目を凝らして見てみると、4か所全ての溶接が外れることなく、取っ手側に千切れた本体の一部が付いていますね。合格です!

これならユーザーが使用中に取っ手が外れてしまうことはありません。

さらにお昼休みや休憩時間をはさんで、溶接作業が中断した場合は、再開時にも欠かさず破壊試験を行うそうです。職人さんの安心安全へのこだわり、スゴいですよね!

最後に、伝い漏れを防ぐ二重注ぎ口の樹脂リングをはめて、ついにオイルポット本体が完成しました。

本体同様に手間暇がかかる各パーツ

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フタに取っ手(つまみ)を取り付ける溶接作業もされていました。こちらも少しでも位置がずれると本体にはまらなくなるので校正された治具を用いて正確な位置決めをしてから溶接していました。「フタもフィルター受けといった各パーツも本体同様、たくさんの職人さんの作業と工程を経て作られます。」と小田島専務。

各パーツができ、付属品や説明書と共に梱包され、ついに商品が完成です!

さいごに

シンプルな形状でコスパにも優れる商品ですが、想像以上にたくさんの工程と職人さん達の繊細な作業を経て生み出されることが分かりました。

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本品は第三者機関である製品安全協会によって、製品ごとに品質や安全性に厳しい基準が定められ、これに適合した商品にのみ表示できるSGマーク認定品です。調理後の高温の油が注がれるオイルポットですが、安心してお使いいただける目印になっています。

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《セット内容:本体、ろ過パウダーとフィルター(10回分)、計量スプーン》

パッケージにはろ過パウダーとフィルターが10回分付属しているので、これ一つお買いいただければ直ぐにお使いいただけます。油を捨てずに再利用、ろ過してキレイになった油に減った分だけ継ぎ足しすればOK!
エコで家計にも環境にもやさしいオイルポットを強くオススメします!

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《レイエ ロカポット》

本品は少量揚げに使いやすい容量500mlですが、少し容量大きめ600mlの「レイエ ロカポット」もラインアップしています。ろ過方式は同じでスタイリッシュなデザインとワンタッチオープンのフタが特徴のこの商品、こちらも株式会社オダジマ様に生産委託している高品位アイテムです。こちらも是非チェックしてみてくださいね。

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《ろ過パウダーセット<300g>(約60回分)》※約10回分の50gセットもあります

フィルターは都度使い捨てだから衛生的!別売りでろ過パウダーセットもご用意しています。

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