コラム2020年02月18日
トースターや魚焼きグリルで作る『萌え断』ホットサンド! ベストセラーを続ける《グリルホットサンドメッシュ》のひみつ
SNSでの『萌え断』ブームに乗り、ロングランヒット!
2015年8月に弊社が発売した「グリルホットサンドメッシュ」。家庭のオーブントースターや魚焼きグリルで手軽に美味しいボリューム満点のホットサンドが作れます。 テレビや雑誌、SNSでの『萌え断』ブームに乗り、発売から丸4年たった今も売れ続けています。
★人気のひみつ その①
話題の『萌え断』がカンタンに作れる!
★人気のひみつ その②
インスタグラムやSNSで自慢できる!
たくさんのユーザー様がグリルホットサンドメッシュで作った『萌え断ホットサンド』をSNSに投稿中! 本品を使ってのレシピ本も発刊されています。
◆毎日たくさんの『萌え断』がアップされてます♪
インスタグラム #グリルホットサンドメッシュ はこちら
◆オークス公式インスタグラム
#オークス公式萌え断ホットサンド はこちら
◆人気インスタグラマー Tesshi(@tmytsm)さんの書籍
KADOKAWA『もりもりホットサンドと野菜ごろごろスープ 元気が出るよ!』 はこちら
★人気のひみつ その③
具材てんこもりOK!『どれだけ入るかやってみた!』
開発担当も想定外の『萌え断』ニーズに応えている調理グッズ(笑)
お客様から「どこまで入れていいの?」「入れすぎて壊れない?」の問い合わせも歯切れの悪い回答してました‥
そこでメーカーオフィシャル⁈『どれだけ入るか挑戦』しました!
★人気のひみつ その④
耳までおいしい! 魚焼きグリルで手軽に本格直火焼き
家庭の調理器具で最も高温になる魚焼きグリルは、なんと300℃以上の高温に。 こだわりのメッシュ(アミ)は熱を直接、パンや具材に届けることができるので、耳までサクサクカリカリ、本格派の直火焼きホットサンドが簡単、時短で楽しめます。
★人気のひみつ その⑤
親子で、仲間で盛り上がれる♪
「我が家は家族全員ホットサンドが大好き!親子でマイホットサンド作りを楽しんでます」「具がしっかり入るから満足感があって、お弁当や行楽に持っていくのもピッタリです!」とお客様の声。弊社のイベント、ワークショップも大人気で盛り上がります。
★人気のひみつ その⑥
オーブントースターでも使える!
家庭に魚焼きグリルがない方も安心!トースターでもおいしく焼けます。手軽さがウケてます。
★人気のひみつ その⑦
お手入れカンタン!便利なコンパクト設計
鋳物の本格派は重くて洗うのが大変!柄が長くて収納、持ち運びも不便でした。本品はメッシュ構造にすることで直火のおいしさをそのままに超軽量コンパクトを実現。
開発者直伝!誰でも上手に焼ける
「グリルホットサンドメッシュの使いこなし技」
「フォローしてるインスタみたいに綺麗にできない‥」「パンが網にくっつく」‥ そんなお悩みに答える使いこなし技を紹介!
『映(ば)える!』技 その①
~包丁を入れる向きが「萌え断」の成否を分ける!
『映(ば)える!』技 その②
~出来上がりをイメージして具を配置するべし
『映(ば)える!』技 その③
~ホットサンドに欠かせないタマゴは半熟をおすすめ
『映(ば)える!』技 その④
~仕上げのひと手間で映(ば)える!
「パンが網にくっつく」回避技 その①
~しっかり本体を乾かすべし
「パンが網にくっつく」回避技 その②
~パンは湿らすな!
「パンが網にくっつく」回避技 その③
~こんがり焼き目がつくまで焼く!しっかり焼く‼
「パンが網にくっつく」回避技 その④
~様子を見ながら、ゆっくり開ける。もう少し焼く。
製造メーカー職人インタビュー
「自宅で手軽に美味しいホットサンドが食べたい。トースターで美味しいホットサンドを作りたい。」という声から開発が始まったグリルホットサンドメッシュ。
具体的には、魚焼きグリルとオーブントースターで使える商品を目指しました。
社内でいろいろとトライした結果、アミで作るのが一番と結論。
燕三条地域でも「アミといえば金伊工業」、「アミのプロ」と呼ばれる金伊工業株式会社さんに製造をお願いすることに。
金伊工業さんの職人、熊谷和明さんに製造メーカーの視点から、開発時の苦労を語っていただきました。
- 最初にこの商品の製造依頼を聞いた時、どう思われました?
- 「着眼点が面白いなぁ‥」と。感心しましたね。最初は大変だと思わなかったのですが、図面をもらってみたら、すごく複雑だなと‥
- 具体的にはどのあたりが大変だったのでしょう?
- そうですね、沢山ありますが‥ 一番苦労した部分は本体枠のフチ巻きです。
アール(角)の部分はどうしてもシワが寄ってしまうので、何度も金型を修正しました。
あと、最初は分解できて洗いやすいセパレートタイプの仕様も考えられていたようですね。
製造現場としてはそちらのほうが楽ですが、ユーザーさんが上パーツと下パーツをつなげるときの手間や料理している時のこういう作業はストレスに感じるのではと。
最終的には、連結した形に落ち着きましたが良かったと思います。 - この商品のこだわりでもあるメッシュ(アミ)について教えてください。
- 線材が太く、目が粗いと熱があたりすぎて焦げてしまいます。具材がアミ目から漏れてくるという心配もあります。
逆に目が細かすぎると、強度が不足して変形してしまいます。パンや具材をはさむと圧がかかりますからね。さらに熱で膨張したりしますから。
ほどよい網目の大きさが必要になってきます。 - この商品のデザイン、形状についても教えてください。
- ミトンで持ちやすいよう持ち手は高さを出してほしいとリクエストがありました。 ロックもミトンをしたままで、かけやすい仕様になっています。一発でパチンとロックできます。
コンパクトな形状は、開発当初の「オーブントースターで美味しく作りたい」が実現できました。もちろんIHグリルにも入ります。
シンプルなデザインだから簡単と思われるかもしれませんが、紙に書かれたデザインを、実際に必要な機能を落とし込みながらカタチにしていくのは大変でした。 - 商品の完成まで、面白エピソードなどありましたらお聞かせください。
- あ~、そうそう。「奇跡の一個、徹夜事件」ですかね!
オークスさんが夜に差入れ持ってきてくれたんですよね。量産品試作の最終工程がなかなか思うようにいかなくて‥
アミの形や組み付け、フチの巻き加減等、あの日は本当に大変でした。
結局、徹夜して当日の朝に完成したんですよね。オークスさんも駐車場で寝ないで、ずっと待機してましたよね(笑) - 翌日は都内で展示会とレシピ撮影があったので、どうしてもその一個が必要だったんですよね。 その日は熊谷さんは一睡もしないで、お仕事をされたんですか⁈
- ハイーッ!! でも午後からダウンしてしまいました‥ もう若くないのかなぁ‥(笑)
開発担当者より一言
「トースターで手軽に焼きたい」「家の魚焼きグリルが使えないか?」 「パンの耳がくっついてると良い」などなど、たくさんの意見を聞き、そのためにはどんな素材が適し、どう作ったらいいか? メーカーさんと二人三脚、山あり谷あり、ようやくカタチになりました。 発売後、SNSで萌え断が流行して、食べるだけでなく切った断面も楽しめる商品になりました。 今では私がユーザーさんから驚きの萌え断や新しい使い方を教えてもらっています。 これからも皆さんのご家庭で「美味しい!楽しい」時間が少しでも増えたら嬉しいです。