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"水をキレイ"でお花の美しさが続く花器「ウォーターキープベース」開発秘話 ~ 後編:デザイン編

2023.07.20 コラム

前編では、開発のきっかけや枯れてしまう原因などをご紹介しました。
早く枯れてしまう原因が雑菌の増殖にあると分かり、アルミホイルをヒントに、さまざまな実験や検証を重ねて銀めっきの抗菌性が効果的ということにたどり着くまで、1年半もの期間を要したのは驚きでした!

後編では、デザインのこだわりについてのお話しです。

さまざまなアレンジが可能で、お花を美しく見せるデザイン

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フラワーショップや「お花のサブスク」のミニブーケを生けて検証し、高さと直径を決めました。
花瓶が高いとブーケがギュッと真っ直ぐに刺さって可愛らしくありませんよね。
低い花瓶だと扇状に広がりすぎて、上手くスタイリングできません。
ホルダーの直径によっても、お花の広がり方が変わります。

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高さと直径、それぞれをミリ単位で調整して、最適な大きさに設計しました。

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抗菌ホルダーの花留めリングは、やや広めに設定したので、丈20㎝くらいのミニブーケをそのまま差しても美しく生けることができるデザインになっています。

背の低いお花にもピッタリ

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サイドにも差せるホルダー形状なので、お花が短くても大丈夫です。切り戻しでお花を最後まで楽しめます。

個性的なアレンジにも最適

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サイドを活かしたボリューム感あるアレンジや個性的なアレンジも楽しめます。
突然お花をたくさんもらう?嬉しいサプライズも平気です^^

いつでも清潔、お手入れもラクラク

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開発当初のホルダーは側面のワイヤーと底部のリングに継ぎ目があり、汚れや雑菌がたまりそうでした。

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そこで製品仕様ではU字型に変更して、汚れがたまりにくく洗いやすくしました。

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容器を清潔に保つのも、お花長持ちのコツ。
一般的な花瓶は口が狭いので、水を入れにくく、スポンジが入らず洗いにくいのも気になる点。
この容器は間口がとても広いので、水を入れたり、洗うのがラクにできます。

お花が倒れにくい

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底にくぼみを設けたので、一輪挿しや少量のお花も倒れず生けることができます。

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くぼみが茎のストッパーになるので、見映えよくカンタンにスタイリングできます。

軽くて丈夫な容器

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小さなお子さんやペットを飼っているおウチでは一般的なガラス製の花瓶は心配ですよね...。

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容器の素材は「Tritan™ (トライタン)」樹脂を採用しました。
これはガラスのように透明度が高くて、とてもキレイですが、軽くて丈夫です。
形状も台形で倒れにくいので、小さなお子さんやペットも安心ですね。

さいごに

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こうして機能性とデザイン性を兼ね揃えた、これまでにない花器が誕生しました。

可愛らしいサイズ感とおしゃれなデザインの花器で、テーブルや玄関など、ちょっとしたところに手軽に「お花のある生活」を楽しむことができます。

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大切な人へのギフトにも自信を持ってオススメできる質感とデザインだから、パッケージにもこだわりました。

パートナーの誕生日や母の日などの記念日ギフトに花束と一緒にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
贈った後のお花を部屋に飾るまでの気配りに、さらに感激してくれること間違いなしですね!

盛り沢山の開発秘話とこだわりを前編と後編に分けてお届けしましたが、最後までお読みいただきありがとうございました^^

 

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