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【節約アドバイザー監修】食用油をムダにしない節約術|物価高の今こそ実践したい油の再利用方法
近年の物価高により、食費の負担を実感している家庭は少なくありません。なかでも食用油は値上がりが続いており、「揚げ物の回数を減らした」「油を捨てるのがもったいない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、食用油は使い方や保存方法を工夫することで、ムダなく活用できます。揚げ油の再利用や交換タイミングを知ることは、節約だけでなく食品ロス削減にもつながります。
今回は、節約アドバイザーの和田由貴さんに、食用油をムダにしない節約術や揚げ油を長持ちさせるコツについて伺いました。日々のちょっとした工夫で、油代の節約や食品ロス削減につながるヒントをご紹介します。
物価高で高まる食用油の節約ニーズ
食用油の値上がりが続くなか、「少しでも食費を抑えたい」と感じている家庭も多いのではないでしょうか。

総務省の家計調査によると、食用油への年間支出は1世帯あたり約5,000円程度です。一見すると大きな金額には見えませんが、揚げ物の頻度が高い家庭では支出額がさらに増えることもあります。
また、食用油は一度購入すると気付きにくいものの、使い方次第で節約できる余地が大きい食品のひとつです。
食用油の値上がりに負けない節約術
節約のために揚げ物を我慢したり、好きな料理を諦めたりする必要はありません。大切なのは、食用油をムダなく使い切ることです。
用途によって油を使い分けたり、揚げ物に使った油を再利用したりするだけでも、日々の食費を抑えることにつながります。
ここでは、和田さんおすすめの食用油の節約術をご紹介します。
油代を節約するための工夫①:用途に合わせて油を使い分ける
油代を節約するためには、すべての料理に同じ油を使うのではなく、用途に応じて使い分けることがポイントです。
例えば、炒め物や揚げ焼きには比較的安価な油を使い、風味を楽しみたい料理にはオリーブオイルを使うといった方法があります。

- アヒージョやパンにつけるなど、風味を生かしたいときだけ使う
- 炒め物や揚げ焼きには別の油を使う
- パスタの仕上げやドレッシングとして少量使う
食用油のなかでも、近年特に価格上昇が目立つのがオリーブオイルです。そのため、
といった工夫がおすすめです。オリーブオイルは風味が豊かなため、「調理油」ではなく「調味料」として使う意識を持つと、少量でも満足感を得やすくなります。
油代を節約するための工夫②:揚げ油を再利用して使い切る
食用油をムダなく使うためには、揚げ油を上手に再利用することも大切です。
揚げ物に使った油は、適切にろ過して保存すれば再利用できます。毎回油を捨ててしまうと、その分だけ油代がかかりますが、状態を見ながら使い切ることで節約につながります。

オイルポットや油こし紙などで揚げカスを取り除き、炒め物や揚げ焼きなどに活用してみましょう。
また、油を最後まで使い切ることは、節約だけでなく食品ロス削減にもつながります。物価高が続く今だからこそ、「使ったら捨てる」ではなく、「最後まで使い切る」という意識を持つことが大切です。
物価高でも家庭で揚げ物を楽しむメリット
唐揚げや天ぷら、とんかつなどの揚げ物は、多くの家庭で人気の高いメニューです。
一方で近年は、食用油の値上がりや後片付けの手間から、「揚げ物はお店で買うようになった」「家庭で作る回数が減った」という人も少なくありません。
しかし、家庭で揚げ物をすることには、味やコスト面でさまざまなメリットがあります。油を上手に活用できれば、物価高の今でも無理なく揚げ物を楽しむことができます。
メリット①:揚げたてのおいしさを楽しめる
家庭で揚げ物をする最大の魅力は、揚げたてを味わえることです。
揚げ物は時間が経つにつれて、衣がしんなりしたり、油っぽさが増したりと、食感や風味が変化しやすい料理です。

その点、家庭で調理すれば、サクサクとした食感や香ばしさを損なうことなく、できたてのおいしさを楽しめます。特に天ぷらや唐揚げは、揚げたてならではのおいしさを実感しやすい料理といえるでしょう。
メリット②:外食や惣菜よりも出費を抑えやすい

揚げ物は惣菜や外食で購入すると、比較的高くなりやすいメニューです。商品価格には食材費だけでなく、人件費や光熱費、店舗運営費なども含まれているためです。
一方、家庭で調理する場合は、特売の肉や魚、旬の野菜などを活用できるため、同じ量を購入するよりも出費を抑えやすくなります。
また、一度購入した油を適切に管理しながら再利用すれば、さらにコストを抑えることが可能です。人数が多い家庭や、食べ盛りの子どもがいる家庭ほど、こうした節約効果を実感しやすいでしょう。
家庭で揚げ物を無理なく楽しむコツ
「揚げ物は面倒」「油の後始末が大変」と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、最近は調理機器の性能も向上しており、工夫次第で揚げ物のハードルを下げることができます。例えば、揚げ焼きなど少ない油で調理できるレシピを取り入れたり、揚げ物モードを活用したりすることで、調理の負担を軽減できます。
特に揚げ物で難しいとされるのが、「油温管理」です。IHクッキングヒーターの「揚げ物モード」を使えば、温度を一定に保ちやすくなるため、揚げ物が苦手な方でも失敗しにくくなります。また、最近のガスコンロにも揚げ物モードが搭載されている機種が増えています。
こうした便利機能を活用することで、家庭でも気軽に揚げ物を楽しめるでしょう。
揚げ油を再利用するときのポイント
揚げ油は、適切に管理することで繰り返し使うことができます。ただし、揚げカスが残ったままだったり、保存方法が適切でなかったりすると、油の劣化を早める原因になります。
食用油をムダなく使い切るためにも、再利用時のポイントを押さえておきましょう。

ポイント①:少し温かいうちに揚げカスを取り除く
揚げ油をろ過する際は、完全に冷める前の少し温かいうちに行うのがおすすめです。油が温かいうちは粘度が低く、フィルターを通りやすいため、揚げカスも取り除きやすくなります。
ポイント②:フライヤーや揚げ物鍋の揚げカスも毎回取り除く
油の中に残った揚げカスは、焦げや酸化、臭いの原因となります。そのまま放置すると油の劣化を早めてしまうため、再利用する場合は毎回ろ過する習慣をつけることが大切です。
油が劣化しやすくなるNG行動
食用油は、光や熱、空気に触れることで徐々に劣化していきます。せっかくろ過して再利用するのであれば、保存方法にも気を配りたいところです。
NG行動①:高温になる場所に保管する
まず避けたいのが、高温になりやすい場所での保管です。
例えば、シンク下の収納スペースは油の保管場所として選ばれがちですが、洗い物や湯切りなどによる排水の影響で温度が上がりやすく、油の保存にはあまり適していません。
また、コンロの近くや窓際など、熱や直射日光が当たりやすい場所も避けた方がよいでしょう。油を保存する際は、調理スペース下の収納やパントリーなど、暗くて涼しい場所を選ぶことが大切です。

NG行動②:光が当たりやすい容器で保存する
食用油は光によっても劣化が進みます。
透明な容器に入れたまま明るい場所に置いていると、油の品質が落ちやすくなります。
ステンレス製のボトルやオイルポットなど、光を通しにくい容器を使うことで、油の劣化を抑えやすくなります。
揚げ油はいつ交換する?見極めるポイント
揚げ油の劣化の進み具合は、揚げる食材や使用回数、保存状態によって異なります。そのため、「何回使ったら交換」と一律に決めることは難しく、見た目や臭いなどの変化を確認することが大切です。
ここでは、揚げ油を交換する際の代表的な目安をご紹介します。
交換の目安①:嫌な臭いがする
揚げ油が劣化すると、酸っぱいような臭いや油の酸化臭が出てくることがあります。新しい油にはない不快な臭いを感じるようになった場合は、交換を検討した方がよいでしょう。

交換の目安②:油の色が濃くなっている
使用を重ねた油は、徐々に色が濃くなっていきます。揚げる食材によっても変化しますが、透明感がなくなり、濃い茶色になってきた場合は劣化が進んでいるサインのひとつです。
見た目に大きな変化がある場合は、無理に使い続けないようにしましょう。
交換の目安③:泡が消えにくくなる
揚げ物をしているときに細かな泡が多く出たり、揚げ物の表面に泡が付着したりする場合も、油の劣化が進んでいる可能性があります。
特に加熱を止めても泡がなかなか消えない場合は、交換のタイミングを検討する目安になります。
迷ったら無理に使い続けないことも大切
揚げ油の劣化は、使用回数だけでは判断できません。
臭い・色・泡立ちなどを総合的に確認し、「いつもと違う」と感じた場合は無理に使い続けず、新しい油に交換することをおすすめします。
揚げ油の再利用と保存に便利な「ロカポット」
揚げ油を再利用したいと思っていても、「油の汚れが気になる」「ろ過するのが面倒」「どのように保存すればよいか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。

せっかく油を再利用しようと思っても、管理が面倒だと続きません。そんな悩みをサポートしてくれるのが、オークス株式会社の「ロカポット」です。
ろ過後の油のきれいさに驚き
実際に「ロカポット」を使ってみて最も印象的だったのは、ろ過後の油のきれいさです。
ロカポットは、ろ過パウダーとフィルターによる二重ろ過方式を採用しています。ろ過後の油を見ると、細かな揚げカスがしっかり取り除かれており、見た目もすっきりとしていました。
これまで揚げ油は炒め物などへの再利用が中心でしたが、ロカポットでろ過した油は「もう一度揚げ物に使いたい」と思えるほどでした。油を捨てる回数を減らしたい方にとって、再利用への心理的ハードルを下げてくれるアイテムだと感じます。
物価高で食用油の価格が上昇している今だからこそ、油をムダなく使い切る仕組みづくりは家計管理の面でも役立つでしょう。
深めのフィルター受けで油の片付けがラクに
これまで使用していたオイルポットはフィルター受けが浅く、揚げ油を何度かに分けて注がなければならないことに不便を感じていました。

その点、ロカポットはフィルター受けに深さがあるため、一度に油を注ぎやすい設計になっています。使用後の油を注いでそのままろ過できるので、後片付けの手間も軽減できます。
「揚げ物は好きだけれど、油の処理が面倒」という方にとっては、日々の負担を減らしてくれるポイントのひとつでしょう。
物価高の今こそ、食用油をムダなく使って賢く節約
食材や調味料の値上がりが続くなか、日々の食費を見直したいと考えている家庭も多いでしょう。
食用油は、用途に応じて使い分けたり、適切にろ過して再利用したりすることで、ムダなく活用できます。また、油を最後まで使い切ることは、家計の節約だけでなく食品ロス削減にもつながります。
大切なのは、「油は使ったら捨てるもの」と考えるのではなく、「状態を見ながら上手に使い切るもの」と考えることです。ロカポットのようなアイテムを活用すれば、油の管理や再利用のハードルも下がります。
物価高の今こそ、食用油をムダなく使う工夫を取り入れながら、無理のない節約を続けてみてはいかがでしょうか。

執筆者プロフィール
和田由貴(わだゆうき) | 節約アドバイザー
消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザー、3R推進マイスター(環境省第一期国推薦委嘱)など、多数の資格や経験を活かし、消費生活や節約術、省エネ、家事の専門家として活動。「ホンマでっか⁉︎TV」節約評論家をはじめ、テレビ出演、講演、執筆など幅広く活動中。著書に「暮らしを見直す節電対策」「快適エコのライフスタイル冬の省エネ生活」など多数。
WEB:https://wada-yuki.com/










