厚み・4.5mm。素材・鉄。重さ・2kg以上。
軽さや扱いやすさにこだわる調理器具が多い中、この鉄板はずっしりと重い。余熱にも時間がかかる。
運ぶのも片手で手軽にとはいかない。洗うのにもコツがいる。
それでも、この厚みと重さがあるからこそ、たどり着ける"旨さ"がある。
手間がかかるからこそ、湧いてくる愛着がある。
大人だからこそわかる、微細な味わいをお楽しみください。
薄いフライパンは、長く使用していると底面が変形することも。でも「大人の鉄板」なら、変形の心配もなく、長く使用することができます。
木製ハンドルも交換できるので、まさに、一生モノの調理器具です。
大人の鉄板は厚みがあるので、広く全体に温まり、緩やかに食材の内部に熱を伝えます。
表面は程よく焦げ、内部に程良く熱を伝えるために計算された構造で、スーパーの肉も本格的な味に焼き上がります。
「大人の鉄板」は、金属や刃物などのモノづくりで有名な、新潟県燕三条で作っています。熟練の職人によって鉄板から切り出され、一つひとつ丁寧に絞り、曲げて溶接された、メイド・イン・ジャパンのとっておきの逸品です。
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薄いフライパンは火の当たるところだけ局部的に熱くなり、焼きムラが生じてしまいます。
一方、「大人の鉄板」は厚みがあるため、熱が広く全体が温まり、食材に緩やかに火が通っていきます。 -
薄いフライパンは加熱停止後、急激に温度が下降します。一方で大人の鉄板は、熱を蓄えているので下降が緩やかです。
保温性が良いので食卓へ出しても冷めにくく、食材も固くなりにくいです。 -
薄いフライパンは表面が焦げ、中は生焼け状態。
大人の鉄板は表面は程よく焦げ、中は熱が均等に入り始め、肉の色が変化しています。
- ーー「大人の鉄板」を使っての率直な感想をお聞かせください。
- 厚みのある鉄板だからこその蓄熱で、理想的な焼き上がりを得られると思います。
- ーーなぜ、鉄板が厚いとおいしくお肉が焼けるのですか?
- 肉を焼くプロセスを流れで見ていくと、1度温度の上がった鉄板に、肉を乗せると薄い鉄板だと急激に温度が下がります。そうすると、全体的に焼けていく状態にブレーキがかかるのです。
鉄板が厚いと、肉の厚みや大きさの違いも含めて、温度をキープしやすいので、結果的に肉焼きのマネージメントがしやすくなります。
- ーーテフロン加工のフライパンだと焦げ付かず便利ですが、鉄製フライパン(鉄板)も焦がさないようにできますか?
- そもそもの話になりますが、フライパンは煙が上がる程でないにしても、中火で余熱してからオイルを引いて食材を入れれば張り付きません。
そして、過度な加熱をせず、火の前に立ち見守れば、焦げ付きもしません。
- ーー鉄製フライパン(鉄板)で感じて欲しいことは?
- 焦げ付くことを恐れるのではなく、蓄熱できる厚みのある鉄製フライパンの熱コントロールのしやすさを感じて欲しいですね。
- ーーちなみに、スーパーのお肉でもおいしく焼けるコツはありますか?
- 温度をできるだけ、一定を保って焼くことです。
- ーー「大人の鉄板は」形にもこだわりました。この形で調理する良いところを教えてください。
- 鉄板大は面積が広いので「焼く」「煮る」「蒸す」が一度にたくさんできて見栄えもよく、テーブルに出したときの驚きもあります。
あとは付け加えるなら、焼きながら食材のレイアウトもできること、ですね。
- ーー最後に、お肉を焼くのにいちばん大切なことは何ですか?
- 中火以上は使用しない。
なぜなら、焼き加減を1番調節しやすいから。目視での変化も追いやすいです。
- Q. このフライパン、めちゃくちゃ重いのですがどうして作ろうと思ったのですか?
- 良い肉が手に入ったので家族でたべようと普段使っているフッ素のフライパンで焼きました。フッ素のフライパンは手入れがラクで軽くて扱いやすいんですけど。焼いたら外見は火が通って焦げて一見、おいしそうだけど、切ってみると中が生焼けでした。結局レンジでチンしたら固くなり、おいしくないお肉になってしまいました。
- ふるさと納税でおいしいお肉を食べる機会がありました。おいしく食べたい想いがありました。良いお肉はなおさらおいしく、スーパーの安いお肉もよりおいしくできれば良いなと思いました。
ある時、お付き合いのある会社さんで4.5mm の鉄板を加工できる技術があると聞きました。では、まずフライパンを作ろうと話が進みました。あと、ステーキ(肉料理)がメインなので鉄板焼きイメージで大きいタイプと調理してステーキ皿として食卓に出せる小さいタイプをつくりました。
試作品で焼いてみたら「正直こんなに違いがあるのか!」
と驚きました。レアがホントにおいしい。肉本来のおいしさを感じ、バターの香り、塩コショウだけでも十分おいしいかったと覚えています。
- Q. こんなに重いフライパンはお店で売っていますか?
- 業務用ではありますが、一般家庭では重いと取り扱いが大変なのでここまで重いものはないと思います。薄くて軽いのが一般的ですからね。
- Q. 女性には重くて使いにくいと思いますがどんな反響でしたか?
- 社内の女性や展示会会場で女性に持っていただいても、笑ってくれる人はいるのですが「こんな重いもの使えない!」という方が多かったです。
- Q. こだわって作った所はどの部分ですか?
- ハンドルをこだわりました。鉄製でハンドルも熱くなりがちです。ミトンを使えば簡単ですが、手間がかかります。
熱くならず少しでも重さを軽減できるようなデザインにし、持ちやすさにもこだわりました。
それから当初は本体のみの販売を考えていたのですが、お肉以外の野菜や海鮮もおいしくなるので全商品に蓋を付けて商品化しました。
- Q. 地元の燕三条の職人さんの技術は使われていますか?
- 平らな鉄板を上から荷重をかけて絞るのですが4.5mm を絞れる機械が他にありません。最もこんな重いフライパンをつくるところはないと思いますが。(フライパンのみ絞り加工)
それから鉄板本体のフチや本体とハンドルの溶接部が職人さんの技術です。重い本体とハンドル部がしっかりと溶接されています。
- Q. マクアケではどのような年代の方に反響がありましたか? その方々はどんな人物像だと思いますか?
- 予想も男性だと思ったのですが、30~50代の男性が多かったですね。
その方々は食に拘りがあり、自分で料理をする人ではないかと思います。レストランや鉄板焼店のお肉の味と、自宅でつくる肉料理の味の違いがわかる人だと思います。
- Q. 大人の鉄板を使って今後どういうことが伝わったら良いと思いますか?
- まずはおいしい肉料理をたくさんつくっていただきたいです。そしてそれを媒体として会話やコミュニケーションが生まれるシーンが多くなればとても嬉しいです。
おいしいお肉で質の良いタンパク質を摂っていただき、家族のみんなも健康でいられるようにと思います。
初めてご利用される時
焦付きにくくするために、「油ならし」をおこなってください。
- 台所用中性洗剤で洗います。
- コンロの上で中火で3~4分加熱し、火を止めます。
- 油を約大さじ2杯入れ、全体になじませませ、冷まします。
- キッチンペーパーで余分な油を拭き取り、なじませます。
日頃の手入れ
たわしやササラ等で表面の汚れを洗い流し、火にかけ、水気を飛ばしてください。
油がなじみにくくなるので洗剤はなるべく使用しないでください。
洗剤を使用した場合は必ず油を塗って保管してください。使い始めの頃は収納時に 内面に油を薄く塗ってください。油がなじんできたら、油をぬらなくても収納できます。
- 焦げついてしまった時は、どうしたら良いですか?
- お湯を入れてしばらく煮立たせます。焦げカスが浮いてきて、焦げが落としやすくなります。
ひどい焦げの時もこれを繰り返すことで鉄を痛めることなく、焦げを綺麗に取ることができます。
- サビてしまったら、どうしたら良いですか?
- クリームクレンザー等で錆をこすり落として洗い、火にかけて水気を飛ばしてください。
その後、油を塗って保管してください。
- ナイフ等で傷がついてしまったら、どうしたら良いですか?
- 表面の汚れを洗い落とし火にかけて水気を飛ばし、油を塗って保管してください。
- 購入後のアフターサービスはありますか?
- ハンドルの焦げつきや、割れ、ネジを締めこんでもガタツキがなおらない場合は新しいハンドルに交換できます。(有料)
各種メディアにも取り上げられています!
- ズームイン!!サタデー(日本テレビ系列)
- ROCKET NEWS24
- おうちごはん
- ガスエネルギー新聞(2018年9月10日付)
- ワールドビジネスサテライト(テレビ東京系列、BSジャパン、日経CNBC)
- 日本経済新聞(2018年8月29日付)
オークスが自信を持ってお届けする
「大人の鉄板」
食材の旨味を引き出す鉄板の実力を、
ご家庭でお確かめください。