【時短料理研究家監修】時短料理のコツとは?料理がグンと捗る便利グッズとレシピも紹介!

【時短料理研究家監修】時短料理のコツとは?料理がグンと捗る便利グッズとレシピも紹介!

忙しい暮らしのなかで、「料理をする時間がもっと短くできたら...」と、思ったことがありませんか。そこで今回はTVでも話題の「冷凍コンテナごはん®︎」を考案し、多くの主婦から支持される時短料理研究家ろこさんに、時短料理のコツやおすすめレシピについてお話を伺いました。

料理に時間がかかるのは、無駄な動作の積み重ね?

料理をしている最中に必要なものがないことに気づき、それを取りに行くために歩く動作や切った食材をボウルやバットに移し替える作業、それらの器具を洗う作業など、一つひとつの無駄な動作の積み重ねが、料理に時間がかかる原因となります。

下ごしらえをしている様子

料理にかかる時間を短くするための大切なポイントは、調理を始める前に、必要な食材や料理器具をすべて取りやすい場所に出しておくことです。

日頃からキッチンを片づけておくと、必要なものがすぐに取り出せるので、手早く料理に取り掛かれます。

時短料理の5つのコツ!下ごしらえや便利グッズで、タイパにつなげよう

時短料理のコツ①:一つの食材を1回の作業で切り分ける

献立を組み立てる時、メイン料理に加えて副菜、サラダ、汁物などを作る際、同じ食材を複数の料理に使うことがありますよね。

下ごしらえされた食材

そんな時、料理の用途に合わせて、一つの食材を薄切り、乱切り、輪切りなどに1回の作業で切り分け、バットに並べておくと、時間短縮につながります。
先に食材を切っておくと、煮物、炒め物、サラダなどの順で手際よく同時進行で料理が行えるため、出来立てのおいしさを損なわず、複数の料理を食卓に並べることができます。

時短料理のコツ②:バットの上にキッチンペーパーを敷く

バットの上にキッチンペーパーを敷くと、食材の水切りもできますし、別の食材を並べる時は、キッチンペーパーだけを取り換えればいいので、洗い物の手間も省けます。

キッチンペーパーを使って時短

時短料理のコツ③:下ごしらえした素材を応用

一つの素材を下ごしらえし、さまざまな料理に応用するという時短テクニックもあります。例えば、ハンバーグのタネを作る時、一度にたくさん作って小分けにしておくと、肉団子やピーマンの肉詰め、ミートソースなど、別の料理に派生することができて便利です。その際、割安なジャンボパックの肉や野菜を使って料理の大元となる食材を下ごしらえし、ジッパー付きの保存袋に入れると味や鮮度も落ちないので、1回の手間で時短と節約につながります。

あらかじめカットしておいた食材を料理に使う様子

シイタケなどのキノコ類は冷凍することでうま味が増すので、細切りやみじん切り、飾り切りなど、用途に合わせて切ってから冷凍し、そのまま料理に使いましょう。

時短料理のコツ④:同じ食材でも味付けや調理法で

味付けをパターン化してしまうのも一手。レシピを検索したり、味付けに悩んだりする時間も減らせます。同じ食材でも、切り方を変えれば食感は違いますし、醬油や塩味、クリーム系、トマト風味、カレー味など、味付けを変えればまったく違う料理に仕上がります。さらに、煮る、焼く、揚げるなど、調理方法を変えれば、バリエーションも広がります。 また、料理をさっぱりと仕上げたい時はお酢を使ったり、麺つゆを使ったりすると、簡単に味付けが決まるので便利です。

時短料理のコツ⑤:便利グッズを活用

タッパーに詰められた料理

時短料理に欠かせないのが、多様に使える道具選びです。高額なものを選ぶ必要はありませんが、電子レンジでの加熱調理ができるボウルやバット、冷凍可能な保存容器など、多様的な機能を合わせ持つ調理器具をそろえておくと良いでしょう。特に、耐熱耐冷容器(コンテナ)は、フタも耐熱耐冷であるものが多く、ラップを使わずに調理や保存ができるので、コスパも良いですね。

一つで何役もこなせる時短役立ちアイテム「フチ付きまな板」

フチ付きの便利なまな板を使っている様子

オークスのフチ付きまな板は、正方形で奥行きがあり、切った食材を置くスペースがあります。ボウルやバットに移し替える手間を省きながら次々と食材が切れるので 、時短と省スペースにうってつけ。

まな板の隅のスペースに食材が集められている様子

しかも、緩い斜面のあるフチ付き構造なので、キュウリなどを切ってもまな板の外に転がる心配がありません。肉と野菜を切る時に同じまな板の面を使用したくない場合にひっくり返しても、食材を切った部分が調理台につかないので食材を変えるたびにまな板を洗わなくて済み、時間短縮につながります。

また、まな板の表面がざらざらしているので、包丁が滑らず切りやすいのもうれしいポイントですね。一つで何役もこなせるうえ、ここまで使い勝手の良いまな板は、なかなか探せないですね。

時短料理研究家が教える時短レシピ「冷凍コンテナごはん®︎」

瞬速!冷凍コンテナごはんの本の表紙

今回紹介するレシピは、焼きそばの麺を使った「照りチキまぜそば」。
耐熱耐冷容器(コンテナ)の中に焼きそばの麺を入れて油をかけ、野菜と肉、調味料を入れて冷凍するだけですし、1カ月ほど日持ちしますので、作り置きにもぴったり。

火を通してから冷凍すると、肉や野菜が縮んだり、味が濃くなったりしてしまうので、野菜や肉は生のまま入れるのがポイントです。食べる時は、電子レンジで加熱するだけなので火を使う心配もなく、お子さんやご高齢の方向けの作り置きご飯としてもおすすめです。また、仕事から疲れて帰ってきた日も、電子レンジで温めている間にシャワーを浴びられるので、さっぱりとした気分で手軽に出来立てご飯が食べられます。

照りチキまぜそば

時短レシピ 冷凍コンテナごはん®︎「照りチキまぜそば」

材料

  • 中華蒸し麺(焼きそばの麺)
    1玉
  • 鶏もも肉
    100g
  • 小松菜
    20g
  • 赤パプリカ
    1/8個(20g)
  • サラダ油
    小さじ1

A

  • 醤油
    大さじ1
  • 酒・みりん
    各小さじ2
  • 砂糖
    小さじ1

作り方

  1. 中華蒸し麺を耐熱耐冷容器(コンテナ)に入れ、サラダ油をかける
  2. 小松菜は3cm幅に切り 赤パプリカは長さを半分にしてから薄切りにし、1の上にのせる
  3. 鶏肉はそぎ切りにして上にのせ(A)を回しかける。フタをして冷凍する

食べる時

フタを斜めにのせて(もしくは ふんわりとラップをかけて)600Wの電子レンジで9分加熱後 混ぜる

時短料理のコツを試して毎日の料理を

料理に時間がかかる、料理が苦手...という方も、手順の見直しや、便利グッズの活用で、料理に対するハードルがグンと下がると思います。
今回紹介した時短料理のコツを試しながら、クッキングタイムを楽しんでくださいね。

ろこ 時短料理研究家

執筆者プロフィール

ろこ 時短料理研究家

時短料理研究家、野菜ソムリエ、フードコーディネーター。訪問調理の仕事も続けながら テレビや雑誌などのメディアで活躍中。毎日の料理に使える時短術を盛り込んだ料理テクニックに定評がある。
著書の「冷凍コンテナごはん®︎」シリーズは20万部超え。冷凍の女王として多くの方々から支持され 今もっとも注目される料理研究家のひとりである。

SNSのアカウント
Instagram:@roco1230
X:@rorococo1230
Amebaブログ:https://ameblo.jp/roco1230/

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