
おろしスプーン
- FOOD
- 2025.02.07
生姜料理専門店オーナーシェフ森島土紀子さん直伝!生姜のコクと風味を味わい尽くす神レシピ5選
香味野菜やスパイスとして、今や幅広い料理で使われている生姜。そのおいしさが今ほど知られていない31年前に、生姜料理専門店を立ち上げたのが森島土紀子さんです。
前回の記事では、生姜の魅力や毎日の料理で使えるコツなどをお話しいただきましたが、今回は森島さんのお店や著書で人気の生姜レシピを5つご紹介。その艶やかなオーラとお人柄から「生姜の女神」とも呼ばれる森島さん直伝の"神レシピ"。どれも生姜のおいしさとパワーを堪能できる逸品です。
森島さん直伝・生姜神レシピ1
生姜の香りに癒される、ちょっと大人なカルピス
「gingerカルピスレモンソーダ」

いつものカルピスソーダにすりおろし生姜を入れるだけで、驚くほど風味豊かな味わいに。ほっと一息つきたいリラックスタイムにもおすすめです。
材料(1杯分)
- カルピス原液
適量 - すりおろし生姜
適量 - レモン
適量 - 氷・炭酸水
各適量
作り方
- グラスにカルピス原液を適量注ぎ、すりおろし生姜を加える。
- たっぷりの氷を入れてお好みの濃さになるまで炭酸水を注いで混ぜ合わせレモンを絞る。お好みでゆずなどを絞っても。
森島さん直伝・生姜神レシピ2
料理に、ドリンクに、砂糖がわりに使える
「ジンジャーシロップ」

砂糖がわりに料理に使えば、甘みと一緒に生姜の風味と旨みもプラス。コーヒーや紅茶のシロップとして使ったり、森島さんのお店ではハイボールに入れたりするのも人気だそうです。
材料(作りやすい分量)
- 生姜
100g - ザラメ
500g - 水
600ml
作り方
- 生姜は薄切りにする。
- 鍋に1、ザラメ、水を入れ、2/3の量になるくらいまで弱火で20〜30分煮る。
- 保存容器に2を入れる。
森島さん直伝・生姜神レシピ3
これぞ本物!一度飲んだら戻れない?
「真実のジンジャーエール」

ジンジャーシロップを作ったら、まず最初に作ってほしいレシピ。すりおろし生姜で「追い生姜」をするのもポイント。これを飲んだら、もう市販のジンジャーエールには戻れないかも...。
材料(1杯分)
- ジンジャーシロップ
大さじ4 - すりおろし生姜
適量 - 氷・炭酸水・レモン(またはレモン汁)・ジンジャーシロップの生姜
各適量
作り方
- グラスにジンジャーシロップ、すりおろし生姜、たっぷりの氷を入れ、炭酸水を注ぎ入れる。
- レモン、ジンジャーシロップの生姜をのせる。
森島さん直伝・生姜神レシピ4
熱々からジュワッとあふれ出す生姜の旨み
「BIG生姜しゅうまい」

大きく丸めて食べ応えも十分。ガブリと頬ばると中からあふれ出す肉汁と共に生姜の旨みが広がります。ぴょこんと突き出た飾り生姜もいいアクセントになります。
材料(8個分)
- 玉ねぎ
1個 - 片栗粉・小麦粉
各大さじ1 - 生姜(太めのせん切り)
適量 - ワンタンの皮
8枚 - キャベツ
適量 - ポン酢しょうゆ・からし
各適量
A
- すりおろし生姜
10g - 豚ひき肉
300g - しょうゆ・酒
大さじ2 - ごま油・砂糖
各大さじ1
作り方
- 玉ねぎは粗みじん切りにし、片栗粉、小麦粉と合わせて混ぜる。
- ボウルにAを入れてよく混ぜ、1を加えて軽く混ぜる。ワンタンの皮にのせ、肉だねを包むようにし、生姜を刺し、キャベツにのせたら15分ほど蒸す。
- 器に盛り、ポン酢しょうゆ、からしを添える。
【ポイント】
電子レンジで作る場合は、耐熱皿に入れてラップをかけ、5分加熱する。
森島さん直伝・生姜神レシピ5
生姜好きにはたまらない身も心も温まるご馳走鍋
「生姜水餃子鍋」

生姜を効かせた餃子のコクと旨みがスープに溶け出す、これぞ生姜好きのための鍋。野菜もしっかり摂れてお腹も満たされる、家族みんなにうれしいメニューです。
材料(2人分)
- 餃子の皮
15枚 - 長ねぎ
2本 - レタス
1個 - ラー油(好みで)
少々
A
- 鶏ひき肉
200g - 卵
1個 - 豆腐
1/4丁 - 長ねぎ(みじん切り)
1本分 - すりおろし生姜
10g - 片栗粉
大さじ1 - 塩、粗びき黒こしょう
各適量
B
- 水
4カップ - 酒
1/2カップ - せん切り生姜
10g - 鶏ガラスープの素
大さじ1 - 塩、粗びき黒こしょう
各適量
作り方
- ボウルにAとお好みでみじん切りのレタスを入れてよく混ぜ合わせる。適量ずつ餃子の皮にのせ、縁に水をつけて口を閉じる。
- 長ねぎは4〜5cmの長さに切り、レタスはひと口大にちぎる。
- 土鍋にBを入れて火にかけ、煮立ったら1と2を加える。餃子が浮いてきたらできあがり。好みでラー油をたらす。
すりおろし生姜は「おろしスプーン」で簡単&手早く
どんな料理や飲み物にも少量の生姜を入れるのが森島さん流美味しさのヒミツ。ですが、ほんの少しの生姜をわざわざすりおろしたり、使い終わったおろし器を洗ったりするのが面倒でついつい生姜チューブに頼りがち...という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時に活躍するのがオークスの「おろしスプーン」です。スプーンの上で必要な分だけ生姜をおろしたら、そのまま食材が入った鍋やボウルの中、ドリンクグラスの中に沈めてかき混ぜればOK!便利な生姜チューブもいいですが、やはり生の生姜のフレッシュな香りや風味は格別。「おろしスプーン」を上手に活用して、手軽においしく生姜料理をお楽しみください。
執筆者プロフィール
森島土紀子|生姜料理専門家
生姜料理専門店のオーナーシェフ。1993年、「生姜料理しょうが」をオープン。当時まだ珍しかった生姜料理が評判を呼び、「生姜料理がらがら」、「祝茶房紅拍手」と3店舗に拡大。現在は「生姜料理がらがら」を改名した「生姜料理しょうが」と2024年に開店した「しょうがの森」を経営。元祖ジンジャラー、生姜の女神などと呼ばれ、テレビや雑誌などで活躍中。
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